フランス、クリュニー中世美術館所蔵『貴婦人と一角獣』の1枚【我が唯一の望み】。

私にとってそれは、不確実な時代を好奇心で楽しみ尽くす「可能性の獣」の育成。スローガンは『好奇心突破(Curiosity Breakthrough)』

このブログは、モチベーションやスキル獲得に高い関心を持つ資格オタクの父親が、モンテッソーリ・レッジョエミリア・七田式0歳教育等の教育理論と出会いつつ、自分の過去を踏まえたお手製の教育手法で、子育てに執心しつつ子供と共に成長する過程の記録です。

<本ブログをお楽しみ頂く上でのインプット>

早期教育、とりわけ幼児教育を重視する父親が書いており、重視するに至った背景や世間での風潮を理解する上で、下記書籍と記事が役立ちます。是非ご一読ください。

労働経済学の分野で2000年にノーベル経済学賞を受賞したヘッグマン氏が、社会課題としての個人の生産性を幼児教育という解決策に落とし込み、ペリー就学前プロジェクトアベセダリアンプロジェクトといった証拠となる研究を紹介しています。

約100ページで近年の幼児教育を取り巻く課題意識や研究にキャッチアップできる、入門書として優れた本だと考えます。1時間あれば読み終わります。

また、UCLA大学院教育・情報学部教授のマイク・ローズ氏やスタンフォード大心理学教授のキャロル・ドウェック氏など10名の錚々たるメンツのコメントも収録されており、この分野への好奇心を駆り立ててくれることと思います。

監修者の百枝義雄氏は長年モンテッソーリ教育の教育者講師として活躍なさっている方で、事例多めの中でモンテッソーリ教育の思想や体系をさっと理解できます。

なお、私は教育法はあくまで手法でしかないと考えており、「正しい」手法を追究するあり方と目的を達成するあり方は別物だと考えているため、思想や手法の良さそうなところをかいつまんで取り入れることはあっても、教育手法の徹底度は目的によって決めます。以前幼児教育の現場でバイトしてた時も「モンテではスプーンの持ち方はこう!」みたいなある意味マリア・モンテッソーリへの非常に熱心な宗教的帰依を見せる保護者を沢山拝見しましたが、私の考え方とはちょっと違うように感じます。

数々の論文や書籍に目を通し、正直トンデモ理論や目的意識の乏しい言論に沢山触れてきましたが、フロー状態をベースに教育理論を組み立てる本書には個人的に共感するところが多く、私の思想が色濃く表れる本ブログを読む上では良いテキストだと思います。

私の幼少期の記録です。私が受けた教育は特殊だったと感じており、また私はそれを良しとしております。この幼少期に得た技能を再現するべく、自身の子供に日々試行錯誤しながら接しています。

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