Amazon USで働き始めて18か月、多くの人に支えて頂き無事に昇進でき。。。るはずでした。しかし7月に昇進書類が承認されてから最後の人事手続きが完了しないまま3カ月が経過し、どうも組織上の優先事項にブロックされているとのこと。これは、、、Org Updateやそれに付随するレイオフなのでしょうか。。。昇進を目前にして、Lビザの私は一気に強制送還の危機。。。
この記事では、18か月の奮闘も振り返りつつ、貧困すぎて大学の学費免除だった父を持つ貧農出身の私がアメリカの地まで到達し、ここまで成り上がった経緯を振り返ります。
成り上がる経緯 : 要旨
妻も含め私以外誰も信じてませんが笑、私は5年以内に216億円貯めてFireすることを目標に、高いリスクをとり続ける日々を送っています。タイトルの内容だけ知りたい忙しい方向けに要旨をまとめますが、全文読んで頂いても分かる通り再現性はほぼ0です笑 詳細にご興味あれば読み進めて頂けますと幸いです。
- 祖母の影響で3歳から天然石の売買(真贋判定・値付け)を学ぶ。
- 幼稚園生でカトリックの洗礼を受け、幼少期から社会集団の秩序維持・指揮命令系統の整備の手段としての宗教に興味を持つ。大学生のとき50以上の宗教・宗派(ヤバい新興宗教含む)に行脚。
- リーマンショック後、浪人生のときにFXを始め、MQLを学んで自動化、大学生からは仮想通貨にも着手。
- 大学生のとき、とある宗教の集いで偶然出会った人に天然石関連の話をしたことがきっかけで、投資案件を持ち寄られる。自分なりに分析し、その投資案件は儲からないと判断してと断る。
- この判断が正しかったことをきっかけに、多くの人と案件を紹介されるようになり、都度自身の分析と考えを彼らに伝える。その中の複数に仮想通貨案件があり、FXの収益を原資に儲かると踏んだものに投資。社会人1年目を終えるあたりで2桁億円の資産を築く。
- その後も立て続けに様々な人と案件が紹介されるようになり、自身で見極めた案件の中でいくつかが当たり今に至る。
渡米18か月 – 昇進、、、できず
渡米から1年半、短い期間のようにも思えますが、私にとっては現在進行形で地獄のように長く感じる期間です。その理由は昇進です。
以前の記事に書いた通り、私は3カ月後の議事録までを先んじて作ります。自分で想像したストーリーに沿うように自分が振る舞い、他者を誘導し、思い描いた未来を確実に達成するために日々精進する中で、渡米3か月ほどの時期に「1年後に昇進する」という1年プランを立て、それに必要なプロモーションドックを妄想して自分で全て書きました。
このプロモドックには、自身の実績がいかに組織やチームに貢献し、昇進の基準を満たしているかを記載しつつ、協業した人の複数の個人名と、その方々のコメントとして私が昇進に値する理由を記載する必要があります。
「XX月までにXXの実績を作る、XXの実績がXXの基準を満たしている、協業したXXさんからXXというコメントを貰う」という皮算用を積み上げ、架空のドックを仕立て上げました。このドックを実現するように振舞い、実績を積み上げ、1年後にこのドックに基づいて昇進する予定でした。
協業者のレイオフや転籍・転職で出入りの激しいアメリカの会社において、長期的な信頼関係を築くのは至難の技でした。加えて組織変更や上司の変更など色々ありました。
そんな中でも私はこのドックに沿う形で確実に実績を積み重ね、多少の修正を加えて1年後を迎えた渡米15か月(2025年6月)の段階でこのドックを上司に見せました。新しい上司に変わって3カ月ほどの時期でしたが、このドックは上司の納得に値する内容だったようで、ほぼそのまま受け入れられました。
私はすぐに昇進できる、目標を達成したと天狗になっておりました。8月に来日した義家族に昇進の報告をする予定でした。。。結果として現時点でも昇進に至らず、ある機会にちょっと偉い方に訊いてみると、「実は組織上の話とか色々あってね、君の落ち度ではない、正直個人のパフォーマンスどうこうの問題ではない、待たせてごめん果報は寝て待て」というフォローを頂いたのですが、真相は闇の中です。私の力不足だったかもしれません。
ということで、私は自分が目標にしていた「1年で昇進」を待たされること3カ月、未だ苦悩の日々です。ドックはOKなのに3カ月も昇進に至らないということは、、、組織変更やそれに付随するレイオフなのか、、、現在Lビザにつき他社への転職はできず、転籍先が見つからなければ日本に強制送還ということになります。。。
なお、当然ながらこのドックに含めることができたのはアメリカでの実績のみで、日本での実績は一切評価されませんでした。そりゃそうだよね。アメリカで戦っているんだから。
子供の成長 – 興味の変遷、打ち込めるものを求めて
子供たちは本当に大きくなりました。100万円払って日本でDWE(ディズニー英語システム)を買ってきて本当に良かったと思う日々です。長女は最初は歌や踊り、2歳ごろから物語に興味を持つようになり、遊び道具もDWEの中で使われているぬいぐるみやカップから徐々に絵本、パズル、ブロックへの変化してきました。
こうした変化を日々感じながら、その時々の興味関心に合わせて会話したり対象物を見せてあげられたことは、子育てする親としては非常に嬉しい限りです。
長女は現在3歳、「なんで?」が止まらない時期。感情のコントロールも効かず、親からすると突然不条理に泣かれることも依然多いものの、来たるAI時代に自分の無噛めるべき領域を見つけるために日々沢山教えてあげたいと思っています。
そんな長女は結構天才型(親バカ過ぎる。。。)で、3歳にしてひらがな・カタカナの読みはマスターしており、英語も少しずつでてくるようになりました。また、私が常日頃からことあるごとに歴史や理科を教えるので、「表面張力」を知って最近はお風呂に塩や洗剤を持ってって違いを楽しんでます。
対照的に次女は非常におっとりタイプ。私と長女は朝目が覚めると2秒後から活動開始できるのに対し、妻と次女はずーっとベッドでゴロゴロして30分後に起きてくるような違いがあり、長女は人との関りよりも自分1人で遊びたい、次女は人と関わって遊びたいという違いが顕著に見られるため、性格とは極めて先天的なものだと思わされる日々です。
目標 – 5年以内に216億円貯めてFire
さて、妻も含めて誰も信じておりませんが笑、私には目標があります。5年以内に216億円貯めてFire、つまり仕事を辞めます。労働者として生きるメリットは経済的安定と社会的優位性の獲得であり、特に社会的優位性は積み重ねる必要があるものですが、私はそれを捨てる覚悟でその後に人生をプランしており、自分が果たしたい歴史への役割の実現に必要なお金を考えつつ、亡き母がしきりに連呼していた216億円という金額がいつの間にか目標金額となりました。
この金額が大きな額であることは理解しています。前回記事を書いた半年前の時点では、1‐2年ビハインドしそうだと感じていましたが、この半年間で一気にめどが立ちました。私の中では5年後までに実現できると思っています。改めて、妻も含めて誰も信じてませんが笑
5年後に216億円達成が見えているということは、現時点でそれなりのところまで来ています。ということでこの記事では、貧農出身の私はいかにしてここまで成り上がってきたかをまとめつつ、最近の所感を書きなぐります。
この文章を読んでくださる多くの方の関心事は、どうやって稼いできたか、それは再現性があるのかどうかですが、結論としては再現性はないと思います笑 私の幼少期からの性格の特殊性、経験の特殊性を以てして、他の方が今からマネできるようには思えません。そして最大の機会は人との出会いであり、これは偶然の産物以外の何物でもありません。
背景:天然石、宗教、FX
まず、今の私の仕事も関係していますが、私はビジネスに非常に鼻が利きます。分析を通じてビジネス上のメリットが大きい領域を探し出し、それを達成するイメージから逆算する形でプロダクトや仕組みにフィードバックして方向づけていく。この分析力の量の多さと精度を買われて日本からアメリカまで来たし、1年ちょっとで昇進というレベルまで来れたことは少し自信になりました。
なぜビジネスの嗅覚が強いかというと、天然石のバイヤーだった祖母の影響があります。おばあちゃんっ子だった私は祖母の布団で一緒に寝起きしつつ、朝起きたら掛け算九九を教わるような生活で、3歳ごろには四則演算は一通りできたそうです。
そんな中、祖母が老後の楽しみに始めた天然石の売買を教わるようになり、真贋判定や値付けを学んでいきます。後に色々あって親に勘当された際も、石を売買して稼いだお金で私立大学の学費を払いました。
次に宗教。敬虔なカトリックだった母の影響で小学生になる前に洗礼を受け、週末は教会に通いました。私にとって教会は極めて異質な空間で、仲良くない人たちとなぜか同じ時間・空間を過ごす必要があり、別に悪いこともしてないのに懺悔し神に祈る必要がありました笑
幼稚園生にして私は、宗教は人々を束ねるツールという感覚を強く持ち、後に大学生になり世界中の宗教を比較してみたい気持ちにかられるようになりました笑 阿満利麿の定義「教祖・経典・教団」あたりを参考に、「教祖・教会・経典・信者・神殿」あたりを比較分析の対象に添え、とにかくひたすら多くの宗教・宗派を行脚しました。
その中には、凶悪なテロ事件を起こした宗教組織の後継団体や、宗教法人の皮をかぶった本当にヤバそうな団体もありました。今思えば、殺されなかっただけ幸運だと思っています笑
最後にFX。私は大学受験に失敗し、浪人生として勉強を始めた際にFXに出会い没頭しました。勝てるようになるまで本当に死ぬほど負けましたが、勝ち方には理論が存在し、その理論の変化は経済動向の変化である程度掴むことができることを知り、大学背2年生ぐらいの時期には、特に機関投資家の莫大な余剰資本の行き先を予測して調べシナリオを作れるようになりました。
出会い、投資案件紹介、お断り
ある日、とある紹介制の宗教の集いに参加しました。質素な和式の建物とかではなく、普通に高級ホテルのレセプション会場で多くの人が集まってお酒を楽しむ立食パーティの社交場でした。
私はそこで「FXで稼げる人」として紹介され、ある人に出会います。この方は表舞台では全く名前も出てきませんが、その界隈では相当な資金力を持つ投資家として名をはせていらっしゃる方でした。性別や年齢は全て伏せます。
この方は私のFXで勝つ手法、特にそのリサーチと分析手法に興味を持ってくださり、一通り話し終わった後に、私が天然石の売買の話も続けるとそちらにも興味を持ってくださいました。
私がある話題に触れたとき、この方の表情が変わったのを覚えています。それは私が長年抱いていた疑問。天然石市場において、貴金属・宝石としても扱われるある品種に特殊な商習慣が存在すること。私は当時既に海外に買い付けに行ったりしてたので、その慣行が日本だけだということにずっと興味を持っていました。
そして自分なりに調べ、おそらくその慣行が2次大戦以降から続いており、あの時期に市場が何かあったという仮説を持っている旨を話したところ、その方は急に私の話を遮り、後日個別で会ってくださることになりました。
後日、新宿にあるプライベートなカフェにて私はその方から衝撃的な話を沢山伺いました。まず上記の件については、実は大日本帝国時代の国際的な密約が現在も機能している、と。この話は、私がこれまで調べてきた内容と辻褄が合いました。なぜそれを知っているかと伺うと、「宗教関係者だけがアクセスできる情報がある、私はそれを知るためにこの宗教組織に属している」とのことでした。
その後も長いお付き合いの中で本当に衝撃的な話を教えて頂きましたが、私は常にこの方の話の裏どりを欠かしませんでした。これは多分嘘、これは多分本当。
この私のリサーチ結果はご本人にも適宜伝えていました。この方は私の回答内容に関わらずニコニコしてくださっていましたが、ある日、この方から投資案件を紹介されます。この方からは「これはあなたを試す案件です、リサーチして真偽を確かめ、投資額を決めてください」と言われました。
調べること1週間、私はこれを儲からない・あるいは詐欺案件として判断しました。確かベトナム当たりの東南アジアの新規事業案件で、確かにその領域の市場自体は伸びているものの、競合サービスも既に多く、何より仲介に入っている日本の企業が胡散臭い、このベトナムの会社がなぜこの日本企業にそれほどのメリットを譲るか、どうしても理由が見出せませんでした。
私は素直にそれを説明し、この案件への投資額は0円ですという旨を伝えました。後日、そのビジネスは倒産という形で閉じました。多分計画倒産・詐欺案件でした。
この一件以降、この方は私に沢山の人や案件を紹介してくださるようになりました。時期的にもその中には多くの仮想通貨やNFTの案件が含まれており、本当に文字通り玉石混交でしたが、私は次第に勘所を掴み、利確ラインや撤退時期まで自分の方針が示せるようになりました。
その中にも大きく伸びる案件が複数あり、FXで稼いだ原資を使ってこれらを確実にとって大きく儲けて成り上がってきた、というのが経緯になります。
格差の拡大と支配階層の思惑
ということで、私の成り上がりに再現性がない理由は、私の成り上がりが出会った人たちからの紹介に依存しているからです。見極めるスキル研磨は自身による努力だったとして、機密性の高い投資案件の紹介は紹介者へのアクセスが必要で、このアクセスは本当に偶然訪れたことです。
なお、私はこうして出会った人たち(以降、「彼ら」とします)の属する集団を形容する言葉を未だに見つけられません。「投資家」「資本家」「宗教家」と色々並べてみても、彼らは基本的に表舞台に出てこないため、私が出会ってきたこの集団を適切に表現する言葉がないのです。それぞれが個別にどこかに属しているものの、基本的に会うには紹介が必要です。

出典:wikipedia 華族
彼らは本当に世間に露見しませんが、100年単位でこの国、あるいはこの世界で支配階層を維持するための支配基盤を維持しています。従って一番適切な表現は「支配階層」かもしれません。金と情報を沢山持っており、SNSやらメディアで有名な人たちは私がこの記事で指す支配階層には含まれない、と思って頂いて問題ありません。
偶然、ある一人に逮捕歴があると知った私は、関連記事を沢山調べましたがどこにもなく、唯一見つけた手掛かりは、とあるマイナーな週刊誌に載ってた誰もが知ってる日本の有名芸能人の不祥事に、一緒に逮捕されたということが匿名で出てきただけでした。
何度も強調しますが、私が触れた支配階層は、私たちの日常生活では全く触れる機会がありません。ではなぜ私が知っているかと言えば、上記の出会いをきっかけに、日本の旧華族の子孫やら財閥関連の資本家の末裔を限られた手掛かりを下に数年にわたって調べた時期があり、この体験を通じて一気に「支配階層」という意識が強まったのでした。

出典:youtube 【歴代メタルギア】愛国者たちとはいったい。。。
MGSにどっぷりはまった私としては、これこそ「賢者の遺産」や「らりるれろ()」と言うべきものだなあと思う日々です笑
さて、彼らは昨今の日本のみならず世界的な経済格差拡大とそれに伴う政情不安をどう捉えているのでしょうか。私は昔から、「莫大な金融資産を抱える彼らにとって、世界的な金融不安は避けたいはずだ」と思っていましたが、最近それは私の勘違いで、「彼らは自身の支配基盤が揺らがぬ限り、多少の金融不安や戦争といったリスクを受け入れるのではないか」と考えるようになりました。
社会不安を糧にする支配階層
2025年7月の参院選で「日本人ファースト」を掲げる政党が躍進したように、世界的にもエリート層+旧メディアによる「アジェンダ設定の独占権」が揺らぎ、排外主義に基づく政情不安の高まりが懸念されます。

出典:ニコニコ動画 フォークランド紛争(駆逐艦コベントリー沈没)
アルジェリア出兵(1830)、柳条湖事件(1931)、フォークランド紛争(1982)といった国内不安を海外派兵でガス抜きする営みは古くからある手法ですが、同様に国内不安は国内政情不安を招き、国際的な金融・政情不安を誘発します。




オルテガ『大衆の反逆』(1930)を読むと、20世紀のナチズムの台頭には現代社会と極めてよく類似しており、これは再現性の高い社会問題だと私は考えています。歴史的に見て一貫してその根底にあるのは経済格差の拡大。

私が専攻した社会保障という分野に興味を持ったのは、同政策が世界を牛耳る人たちによる域内統治における主要な手法だと思い込んでいたからです。相互扶助の面では宗教と同じ機能を持ちます。社会保障の中でもその殆どの費用を占める社会保険(医療介護・年金)は「防貧」を目的として貧富差拡大を防ぎつつ、資本家や地主を皆殺しにして共有したがる共産主義勢力を退ける武器です。「アメとムチ」と称されるビスマルクの失業保険+社鎮法(社会主義者鎮圧法)も、大日本帝国における普通選挙導入+治安維持法も、上記の思惑を持った支配階層が仕掛けた治安維持施策だと思っていました。

その後、世界恐慌や戦争も起きたし、支配階層の資産額も全体に占める割合も低下したものの、仮に彼らが支配的立場や支配基盤を失わずに生きながらえることができているならば、支配階層はこれらのイベントを「統治の一環」として利用したのではないか。そんな風に感じるのです。

出典:三菱商事 あゆみ
日本では財閥解体後も財閥系が財界を牛耳り、世界的にもビッグテック以外は私が思っていた以上に、支配階層は人々が苦しむ格差拡大や社会課題の解決に消極的、あるいは「無関心」なのかもしれません。
成り上がった先の景色:支配階層との遭遇
私が成り上がった先に何がしたいのか、と言えば、まず支配階層と合流して好き勝手できる人生を送りたいわけですが、「ラクしたい」「イージーモードで生きたい」といった感覚よりも、「歴史を牛耳る立場の人たちの目線や関心を知りたい」というある種の知的好奇心が勝ります。
日本のみならず経済格差が拡大する時代です。ピケティの「r>g」はじめ、この現象を説明する理論は沢山ありますが、国家を単位とする近代主権国家体制において、おそらく支配階層は国境を為替レートと同じくらいの価値にしか考えてないだろうし、アイデンティティにおける人種や民族の貢献度も一般人より極めて希薄だと想像します。
彼らは何を食べ、何を日常的に考え、何を重視するのか。多分ですが、「格差」とか「貧困」といった目の前の人たちの疲弊や悲鳴よりも、人類の持続可能性とか地球外生命体との遭遇とかに興味を持つだろうし、あるいは全く世界に無関心で、平日昼間にみすぼらしい恰好で日本橋を歩きながら通帳の預金残高だけを入念にチェックする地主おっさん方かもしれません笑
「アジェンダ設定の独占」の崩壊

ヒラリーが敗れた2020年11月の大統領選において使われた「エリートの敗北」という言葉が、今も印象的な言葉として私の頭の中に残っています。これは、主要メディア含めヒラリー当選が確実視されていた中で、結局トランプが勝利したことについて、「常識的な考え方をする人(=エリート)が社会を常識的に導くことができなくなった」ことを意味します。
より具体的には、SNS等を通じた陰謀論の類やデマが広く流布し、これまでエリートや旧メディアが独占してきた考え方、問題意識、イメージが独占できなくなった、それ以外を信じる層が多数派になったことを指します。この現象を「アジェンダ設定の独占」の崩壊と呼ぶことにします。
歴史を振り返れば、こうした転換点は珍しくなく、例えば古代ローマにおいてテオドシウス帝がキリスト教を国教化したり、ポトシや岩見からの銀の大量発掘で価格革命が起きたり、ナポレオン法典で私有財産制が明記されたり、ワイマール共和国で全権委任法が成立して後にナチスが権力を牛耳ったり。旧来の支配階級がその支配を確立するための仕組みや制度が衰退・崩壊するイベントは数え切れません。
一方で私が指摘する支配階級とは、こうしたイベントで勃興・衰退して支配階級に合流・没落する人たちではなく、どんなイベントが起ころうが一貫して支配側にいることを維持してきた歴史的な人たちです。
彼らは、「アジェンダ設定の独占」の崩壊に関わらず生きながらえます。であれば、彼らはその独占に固執することもなく、むしろ独占が崩壊するイベントを積極的に起こす・利用しているようにも見えます。
陰謀論への挑戦
さて、話がだいぶ胡散臭くなってきました笑 自分で書いてても頭おかしいこと言ってる自覚はあります笑 ただ、私がこの考え方に至った根拠はここに書ききれないほど沢山あり、そして今後も私はその検証・そしてその先を目指し続けることでしょう。216億円もそれを実現するための原資です。
上記、私が成り上がるきっかけとなった大日本帝国時代の密約に関して、実はネット上で指摘する言説に出会ったことがあります。ただ、そういう言説は再生数・インプレッションにおいて極めて小さく「陰謀論」認定され誰も相手にしていませんでした。

どうも世の中には、こうした「誰もが忌み嫌うけど実は真実」みたいなものが存在しているらしいのです。神話でしかなかったトロイの木馬伝説を発掘したシュリーマンが頭をよぎります。
陰謀論と言えど、さすがに今更地球平面説とか信じる気にはなれませんが笑、私は自分の直感を信じ、世間的には陰謀論と分類されるものの中にも実は本当なものがあるかもしれないというスタンスで日々生きています。
日本ではアクセスできない情報を求めて
そのうちの一つは、私がアメリカに来た目的にも含まれます。渡米以降私の時間的リソースを一番使ったのは間違いなく仕事ですが、私の思考・試行リソースを最も使ったのは、ある研究テーマです。分野は化学。
そのテーマは、世間的には「エセ科学」として扱われているし、普通に生きていると触れる機会は殆どありません。ですが私はなぜか異常に興味を持ち一人調べ始めるものの、本当に奇妙なことに先行研究の研究者が謎に失踪してたり亡くなってたり、やっとのことでお会いできても一切語ってくれなかったり。
一方で英語論文、特にアメリカの論文には少し進んだ内容の情報があり、私は様々な研究者に連絡を取りましたが、日本にいる日本人に機密を漏らすわけにはいかないのか、ほぼ返事なし、あってもお断り連絡だけでした。
そんな中、情報収集を手伝ってくれる待望の生成AI、もといChatGPT、Gemini、Copilotなどが出てきたわけですが、どういうわけかこの領域に関連する質問をすると、かなり早い段階で「ガイドライン上」回答できないとされてしまうのです。正直、何か重要なことが隠れているようにしか感じられませんでした。
アメリカに来て色んな人に会いつつ情報収集を続けました。投資案件を紹介してくれていた方の紹介でお会いしたある方から、日本では全く手に入れられなかった情報にアクセスすることができ、私の研究は一段階進みました。

出典:進撃の巨人
依然として闇の中ですが、女型の巨人を捕えたくらいの段階だと思っています笑 壁が巨人でできていること、壁の外に世界があることはまだ分かりません。
頭のおかしいことを探究してることは重々承知なのですが、私の頭は至ってクリアで、やりたいことは「支配階級」を見ることです。彼らの支配基盤に興味があり、この世界を牛耳る仕組みを見てみたい、本当に単純な好奇心です。
その先に何があるか分かりませんが、多分、それを知ったら次のステップはその支配基盤を揺るがす何かを仕掛けたくなるんじゃないかと思います。これは革命思想でしょうか。。。笑
一方で、仮に本当に私にそれを実行できる能力や資本があったとして、こうした不穏な動きを見せる私を支配階級はどう扱うのか。無視できるレベルなら無視するか消すでしょうが、無視できない存在になった段階で、私を支配階級に迎え入れるのではないのかな、と妄想してます。

出典:PSYCO-PASS
まさにシビュラシステムの設計思想のようなもので、現行の仕組みで処理できない免罪体質の出現に際して、現行の仕組みに取り入れてしまうことで対応する。思えば、私が想像する「支配階級」はそうやって支配を保ってきたのではないかと思うのです。
現時点の記録
この記事を書いた意図は、現時点での私の思考の痕跡を残すためです。私がいずれ消されても、私がいずれ支配階級に取り込まれても、現時点ではこういうモデルに基づいて世界を認識し、こういう動機で金を稼ぎ、こういうビジョンを持っていたということを、自分のために書き残します。
高々数十年しか生きられない生物の一個体としての私が、世界の歴史の確信にどこまで迫ることができるのか。ワクワクしつつ、明日かもしれないレイオフに怯えながら日々精進。